研究アドバイザー紹介

中田 麗子研究員の画像

中田 麗子専門:海外教育動向

1980年生まれ、神奈川県出身。

東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、信州大学大学院教育学研究科研究員、ウプサラ大学客員研究員、オスロメトロポリタン大学客員研究員。専門はノルウェー(および北欧)の教育、保育・幼児教育、比較教育学。

幼少期にドイツ、高校時代にノルウェーに住んだ経験から、日本と諸外国の教育の違いに関心を持ち、大学院で教育学を学ぶ。卒業後、ベネッセ教育総合研究所で10年間勤務し、海外の教育動向全般のリサーチを担ってきた。その間の主なテーマは、国際アセスメント、大学入試制度、ジェネリックスキル、幼児教育と子ども学など。

語学の勉強が好きで、英語、ドイツ語、ノルウェー語、韓国語(少々)のスキルがある。現在、スウェーデン語を学習中。手話にも興味を持っており、いつか学びたいと思っている。

主な著作物・翻訳書

深澤 誉子研究員の画像

深澤 誉子専門:海外教育動向

東京大学文学部行動文化学科社会学専攻卒業。日本IBM株式会社(旧IBCS)を経て、日英・英日の翻訳者(主に学術・ビジネス関係)。翻訳学校フェローアカデミー・マスターコース修了。英語教授法TESL(Teaching English as a Second Language)資格取得。シグマベイスキャピタル株式会社フェロー。

幼少期に暮らした米国では、外国人生徒に対する学校や地域のサポートが充実していることを体感。大学では日本の地方自治体における外国人住民受け入れ政策を研究。翻訳業に転身後は、学術論文から出版書、ビジネス全般に至る日英・英日翻訳と英文ネイティブチェックを幅広く担う。とりわけ日本の研究者や企業の取り組みを英語で世界に発信することに意義を感じている。

主な翻訳書

主な共訳書

教材(翻訳及び音声を担当)

矢田 匠研究員の画像

矢田 匠専門:海外教育動向

1982年生まれ。

フィンランド・ユヴァスキュラ大学博士課程修了、Ph.D. (Education)。フィンランド国立教育研究所ポスドクリサーチャー。教育リーダーシップ専攻。

青山学院大学博士前期課程修了後、2007年日本ユニシス株式会社入社。システムアナリシス、プロジェクトマネジメント業務を通し組織経営を経験。教育にフィールドを移し、2013年よりフィンランドで教育リーダーシップ・組織研究を行なっている。研究関心は、学校組織における協働、向社会性、集団効力感、社会ネットワーク。

主な著作物

矢田 明恵研究員の画像

矢田 明恵専門:海外教育動向

1982年生まれ、埼玉県出身。

フィンランド・ユヴァスキュラ大学博士課程修了、Ph.D. (Education)。公認心理師、臨床心理士。

青山学院大学博士前期課程修了後、臨床心理士として療育センター,小児精神科クリニック、小学校等にて6年間勤務。主に、特別な支援を要する子どもとその保護者および先生のカウンセリングやコンサルテーションを行ってきた。

特別な支援を要する子もそうでない子も共に同じ場で学ぶ「インクルーシブ教育」に関心を持ち、夫と共に2013年にフィンランドに渡航。以来、インクルーシブ教育についての研究を続ける。

フィンランドでの出産・育児経験から、ネウボラや社会福祉制度、幼児教育などにも関心を持ち、幅広く研究を行なっている。

主な著作物

長谷川 佑子研究員の画像

長谷川 佑子専門:スウェーデンの介護・看護・教育動向

兵庫県立看護大学卒業。虎の門病院にて勤務。

2008年よりにスウェーデン・ウプサラ市在住。カロリンスカ大学にて外国人看護師のための看護師プログラム受講を経て、EU看護師免許取得。2014年よりウプサラ大学アカデミスカ病院老年疾患科病棟勤務、2016年スウェーデン女王認定 認知症専門看護師(シルヴィア看護師)となる。

現在は、認知症専門看護師としてスウェーデンの高齢者ケアホームで勤務しながら、ダーラナ大学にて老年看護学の修士課程に在籍。日々、医療的看護と共に、患者、家族への疾患理解などの教育や、看護学生およびケアスタッフに対して技術的、倫理的教育を行う。

「自己決定」「互いの尊重」がスウェーデンの教育や医療福祉において大切な概念だと考えている。この考えをもとに介護・看護や、保育園、小学校教育について積極的に発信している。これまで、北海道認知症専門士会、尊厳死協会、山形保健大学、淑徳大学、畿央大学等にて講義を行ってきた。また、子育て情報サイト「グローリア」で連載をもっている。

視察コーディネートのモデルプラン